かま日記 6/15(木)
6月15日(木)
晴天。本日の利用者は女性が2名。やはり、利用者が多いと賑やかやね。利用者を中心に話に花が咲く。本日はみんなで畑に行き、午後は同じ市にある入所施設まで古着を届けに行くことにする。
そして、兄のようなNPO法人から、本日は看護師さんのみが研修に!研修とはいえ、既に非常に慣れておられ、利用者さんとの過ごし方も素敵です。いや、本当に素敵としか云いようがないのです。看護師さんの配偶者様のラーメン屋さんが繁盛しますように、とお祈り。せめてものお礼。じゃあお前が食べに行けよ、とも思うが。
午前は約束通り、みんなで畑へ。利用者さんが植えたトマトの苗に小さなトマトが。かわいい蛙とも沢山出会い、幸せな気分に。ふふふ。それにしても、蛙が多い畝と少ない畝があるのね。小さなアマガエルをじっと見つめる。至福の時間。ここで尾崎放哉ならなんと詠むだろうか。畝に蛙がいる、小さい。まあ、こんなものか。え、何の話?いやいや、何でもありません。咳をしてもひとりです。墓のうらにも廻ります。
午後は、みんなで入所施設まで行くつもりだったが、利用者さんの体調の関係で、急きょおひとりで行くことに。私は利用者さんとお留守番。行ってらっしゃい!利用者さんを囲んで、私とうちのビジュアル担当スタッフと研修の看護師さんでお話。ゆっくりと身体を動かしてもらって心地よい利用者さん。おいしい甘味処の話。早く行きたいね。おっと、帰りの時間だ、と慌てて帰宅の準備。ばいばい!
7月には利用者さんの誕生日があるので、誕生会のような何かをしようかと相談。誕生会については、色々な意見がある。成人した大人が誕生日なんて祝ってもらって嬉しいか、というもの。そして、生まれてここまで育ったのが奇跡みたいなものなのだから、1年1年の節目のイベントを大切にしたい、というもの。いや、ここで議論されるべきは、誕生日がおめでたいか否か、ではない。誕生日は全ての人に平等におめでたいのは前提として、成人の方が仕事として通う事業所として誕生会をするか否かというもの。ただ、個人的には、利用者さんの誕生会をするならば職員の誕生会もしなければならない。うちは、利用者さんの為だけの場所ではない。そこに集うみんなの為の場所だ。勿論、主役は利用者さんだが。であれば、職員も平等に祝ってもらう必要あるんじゃないかと思うのだ。一方的に与えられることが、この人達の役割ではない。与えられ、そして与えること。これが大事だと思うのだ。
夕方は、近隣の養護学校に夏休みの利用についての相談や、近隣の生活介護事業所に利用者さんの情報の話。あれこれあれこれ。あれこれで今日も終わっていく。