かま日記 5/29(月)
5月29日(月)
晴天。本日の利用者は女性が1名。本日はリハビリの為に、少し遅れて母上と登場。お元気そうです。また、兄のようなNPO法人の理事長とそこで雇用予定の看護師さんも登場。ブラボー。本日も研修です。ブラボー。何がブラボーって、この看護師さん、とても普通の人なんだな、これが。これまで色々な事業所で色々な人を見てきて、まあ、自分自身の来し方も振り返りつつではあるが、やっぱりね、普通が一番。普通が一番よ。さあ、大きな声で。普通がい・ち・ば・ん!いや、普通が普通がなんて、なんの意図もないですよ。私も、決して普通の人間じゃないし。そもそも何が普通かっつう議論も必要だし。しかし、ひとつ云えるのは、普通の感性をもっていないと人と接する仕事なんて出来ないでしょってこと。だって、帰る際にうちの利用者さんにきちんと挨拶をしてくれるのよ。これが普通さなのよ。つまり、利用者さんは利用者さんである前に人なのよ。それが、当たり前の感性なのよ。なんかね、話していても言葉が伝わっていくのが分かるの。これが大事だと思うのね。何を伝え、何を感じてくれるのか。かのブルース・リーは、考えるな、肌でつかめというようなことを云っていたが、コミュニケーションは、伝える人と聞く人の共同作業。互いの感覚を研ぎ澄ますのだ。
午後は利用者さんとデザートの話。利用者さんとスタッフ達は和気藹々。私は何が何やら分らず意気消沈。
いやあ、それにしても、ですわ。この日記のような駄文をね、ブログに載せつつ事業所のフェイスブックと連動させる為にはフェイスブックの管理者(以下、フェ管)にならなければあかんということで、フェ管である人と友達になったのね。登録自体はやむにやまれぬ事情で既にしてあったの。で、ようやく友達申請っつうのが分かりましたわ。でも、今のところ自分のページは事業所の管理者である為のツールでしかないので、仕組みもよく分かっていないし、放置新聞状態です。あ、報知新聞とかけてみました。そして、せっかくフェ管って考えたのに1回しか使わんかったんですわ。
そして、送りの運転。そのまま土曜日に利用する方の家の場所を下見。細い道を、怪しげな車が行ったり来たり。きっと今頃近所で話題になってるね、と個人的に盛り上がる。笑いが止まらん。我ながらどこがツボなのか。大笑いしている運転手が乗る車が狭い路地を行ったり来たり。ちょっとしたホラーやな。土曜日は迎えに行くけん、待ってろよ。
土曜の日中一時はぼちぼちと埋まっていっているが、やはり医療的ケアの必要な方のニーズが多く、看護師の勤務、ベッドの数、送迎の可否などを勘案すると、ニーズに応えきれるのかどうか疑問。ニーズに応えることと、その中で私達がやりたいこと。その間で揺れる毎日。収入の面でも、来年の今頃は安定していると思うが、それまで持ち堪えられるのかという不安。そして、放っておけば良いものを、漠然とした不安を言語化してしまったことで、不安がくっきりと輪郭をもってしまったことによる更なる不安の無限回廊。泥沼の人生。考えるな、肌でつかめ、アチョー!